ガン患者の闘病と投資日記

34歳にしてガンを患い闘病中に治療費を稼ぐために株式トレードを始めました。

癌と診断されたら情報をしっかりと精査すること!

藁にもすがる思い

私はステージを告知おらず、現在も抗がん剤治療を続けています。

ですので、ステージを告知されて治療されている方のお気持ちなどはわかったつもりでもわかりきれていないのだと思います。

ですが、それでもわかるのは、癌と診断された時の絶望感です。

 

診断された直後は正直何も考えられないで、

ただただ一点をみつめて座り込んでいました。

 

時間が経って、少し冷静さが戻ると一気に脳が活動しだし、

「癌、死ぬんじゃん」

「いつまで生きられるんだろう」

「これまでの生活の何がいけなかったんだろう」

など頭の中が小パニック、大パニック入り乱れた状態になります。

 

家族に電話をし、告知されたことをそのまま伝え、

家に帰り、冷静な自分と放心状態の自分とを

うまくコントロールしなきゃいけない!と、

そんなことばかりに力を使っていました。

 

そんな精神状態は、時間とともに少しづつ落ち着いては来るものの、

根本的な部分での助けを求める気持ちは変わっておらず、

書店に立ち寄ると、数多ある本の見出しに

いちいち引っかかり、購入し、熟読し、洗脳されます。

 

良い情報と必要のない情報の区別がつかない

正直、個々体質が違うので、

一概に本を肯定も否定もできないと思っています。

実際に、書店で本を購入し、

その通りにしていたら癌が消えたという人も

本の中には登場します。

実際にお会いしたことがないので、なんとも言えませんが‥‥。

 

ですが、私がこれまでの治療で糖質をカットして1年間過ごしたり、

玄米菜食で肉をカットして1年以上過ごしたり、

保存料などの添加物を極力摂取しないように

穴のあくほどに成分表を見たりといろいろしてきましたが、

結果として、何が良くて、何が悪かったのかがわかりません。

 

例えば、糖質制限を行っていた時は、

とにかく肉食で、肉ばかり摂取していました。

その時はみるみるうちに体重が減り、運動もしていないのに

なかり鍛え上げたような体になり、

腹筋を見ながら毎日ニコニコしていましたが、

がん細胞を縮小するには至らず、むしろ大きくなりました。

糖質制限が癌に効果があるという考えは、

PET検査などに見られる癌細胞の特色で、

他の細胞よりもグリコーゲンを多く摂取し

増大していく性質に着目しています。

要は、砂糖が癌の餌だから、砂糖をやめて癌に餌を与えるなかれ!

という考え方なのです。

 

ある日、知人の好意で、ドイツの癌研究者と

テレビ電話をした際に、糖質制限のことを質問すると

「そんなに単純なものではないんだよ」と即答されました。

 

そうなんです。

こういった情報は本当に数多あり、

患者は藁にもすがる気持ちでこういった

緩和ケアや対処療法を実施するのですが、

やはり医学的なエビデンスに乏しく、

根拠はそれらしく見えても、効果の証明がされていないものが

ほとんどだったりするのです。

 

そうなると、私たちにはどの情報が有益で、

どれがそうでないかなど区別がつかなくて当然だと思います。

 

主治医を試す良い機会

こんなタイトルをつけると語弊がありますが、

私は主治医に恵まれています。

というか、ようやく恵まれたと言った方が良いかもしれません。

これは、私の経験でのお話ですが、

こうした本で得た知識だったり、

どこかで調べた知識を主治医にぶつけられるか否かが

非常に大きなポイントだと感じています。

 

例えば、糖質制限に関して主治医に先生に

「糖質を一切取らない食生活をしています」

と伝えると、

「なぜですか?」と質問されました。

理由を説明すると、

「お気持ちはわかりますし、本当にそれを信じてらっしゃるのであれば止めはしませんが、大きな効果は見込めないと思いますよ。それよりも、化学療法を行っている段階ですので、体力の維持を最優先に考え、治療に耐えうる体を作ることを目的とした食事を摂取することを心がけてください。」

と言われました。

 

主治医の先生の見解を疑うこともできますが、

こうしてしっかりと向き合ってくれる先生の言葉は

非常に温かみを感じました。

 

なかなか患者から先生には遠慮をしてしまって

聞きたいことすら聞けないことも多いと思いますが、

私は、聞きたいことをしっかりと聞け、

コミュニケーションを通じて治療にあたれる環境を

癌患者の皆さんは探していくべきだと思います。

 

主治医を試すというより、ご自身の勇気を試す良い機会です。

 

まとめ

こうして、主治医と話し合った治療方針で進んでいけば、

良い悪いで情報を精査することなく、

新しい情報を得れば、主治医とシェアし、

それが必要なければコミュニケーションを通じで排除していく。

このような好循環を作り出せるのではないかと思います。