ガン患者の闘病と投資日記

34歳にしてガンを患い闘病中に治療費を稼ぐために株式トレードを始めました。

消費者物価指数(CPI)ってなに?

昨日アメリカの消費者物価指数(CPI)が発表された

市場の予測である0.3%を越え、結果的に0.5%の上昇となりました。

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物価上昇率の市場コンセンサス越えから、

一時、米国株は売りに流れたが、その後持ち直し、

終値で24893,49ドル(前日比+253.04)と4日連続伸で終えました。

 

ロイターやブルームバーグなどで専門家がいろいろな見解を示していますが、

正直、素人の私にはどれもあまりわかりやすくないと言うより、

しっくりこないのが正直なところです。

インフレによって株価の下落が懸念されていた中で、

消費者物価指数が予想を上回ったのですから、

本来はダウ平均もマイナスで推移しておかしくないと思うのですが‥‥。

 

でも、そもそも消費者物価指数とは、一体なんでしょうか?

 

消費者物価指数とは?

総務省のHP内に消費者物価指数に関しての資料を発見しました。

消費者物価指数(総務省資料)

 

簡単に言うと、各カテゴリー(肉、野菜、魚、トイレタリーなど)の

価格の上昇率を平均化し、それを前月と比較した数値のことです。

これにより、生活者視点でどれだけモノの価格が上昇したかを推し量るとともに

インフレ、デフレなどの状況を把握しコントロールする狙いがあるとのことです。

 

なぜ市場のコンセンサスを超える0.5%の上昇で株価は下落しなかったのか?

消費者物価指数(以下CPI)がなんとなくわかったところで、

なぜ、CPIが思ったより上がったのに、インフレを懸念して

株が売られる流れとならなかったのでしょうか?

 

一つの理由は、FRB個人消費支出(以下PCE)を

重視しているからだと考えられます。

CPIがマクロであれば、PCEはミクロだと考えてください。

個人の消費動向を示した指数です。

 

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このPCEの目標数値をFRBが2%と設定しており、

現状、0.4%程度で目標には程遠い状態となっているのです。

要するに個人消費はあまり向上していないことがわかります。

 

物価が上昇しても、個人消費が上昇しなくては、

経済活動が好循環したとは言えません。

このことから、今回のCPIの予想越えを、

現段階では様子見と考えた投資家が多かったのではないかと思います。

 

FRBも日銀もCPIの目標を2%としているけど違いって何?

このように消費者物価指数に関して調べていると

ふと、FRBと日銀の目標が一緒でも狙いが違うことに気がつきます。

 

FRB消費者物価指数を2%に押し上げることを目標としており、

それによってインフレ率を安定化させ、

経済活動をより好循環させたい狙いのようです。

要はインフレ経済の安定化が狙いです。

 

同じく日銀も、デフレを脱却するためにマイナス金利を実施し、

銀行からの融資をしやすい環境を作り、

市場の金回りが良い状況を生み出そうとしています。

それによって個人消費率を向上させ、デフレ脱却を目指しています。

要はデフレ経済の脱却が狙いです。

 

物価指数が2%を目標とするということは、

インフレの場合→物価上昇率をコントロールし健全な経済水準を保つ

デフレの場合→物価下落を改善し、経済の好循環化

ということになります。

 

こうしてみると、同じ目標数値でも、

置かれている環境の違いによって狙いは全く違うことがわかりますね。

 

まだまだ勉強することがたくさんです‥‥。

 

 

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