ガン患者の闘病と投資日記

34歳にしてガンを患い闘病中に治療費を稼ぐために株式トレードを始めました。

ガン治療と株式トレードの共通点

定期検診(PET CT)で結果が悪かった

2月の頭にPET検査という、検査を行いました。

ガン闘病以来、半年ごとにしている検査です。

 

PET CTとは、

ブドウ糖溶液に微量の放射線を含ませたものを

体内に注射し、

どの部位に放射が集積するかを確認する事で

がん細胞の部位を確認するという検査です。

仕組みとしては、がん細胞は正常細胞と比べ、

ブドウ糖の消化が激しいので、

ブドウ糖が集積しやすいという考えに基づいています。

 

結果、僕のがん細胞は

頚椎、肺、腰椎、胃(疑い)に広がっている可能性があるという事です。

正直めちゃくちゃショックを受けました。

 

これまで、ドセタキセルハーセプチンという抗がん剤を合わせて投与し、

6週に1回MRIで幹部を確認してきましたが、

大きな変化はなく、順調だと思っていたので・・・。

 

そして、私のタイプである「腺癌」には

残念ながら保険適応の抗がん剤がないため、

全て自費で治療を受けていました。

ドセタキセルハーセプチンを合わせて、

1回約25万程度を3週間に1度ですので、

同じ月に2回重なると50万にも及びます。

そこに検査などが含まれるので、

結果的にそれ以上になってしまいます。

 

私は会社を休職しているため、

傷病手当金と貯金からこちらをまかなっていますが、

貯金の減りが恐ろしいので、

額を見るたびに気が滅入ります・・・。

 

とはいえ、現実は受け止めて、

前を向いてやるしかないのです!!

 

友人がくれた本

PET検査と時を同じくして、

カナダから友人が日本に一時帰国しました。

友人に会うと久々に帰国したのに

父親と喧嘩をして気分は最悪だとのことでした。

 

「でも、一ついいことがあったんだ」

と笑顔で手渡してくれたのが、

静岡県藤枝市に住む方が10年以上前に自費で制作した

ガンに対する考え方の本でした。

 

その本は、基本的に通常治療を否定するものではなく、

考え方について書かれているもので、

特に面白いと感じた考えは、

人間は快適な生活を送ることで、

体を弱くさせているというものでした。

なので、筆者はサウナを利用し、

サウナ→水風呂のサイクルで体に

非日常のエマージェンシーコールをし、

本来体が持つ役割を呼び起そうとしたそうです。

 

実際に慢性的な鼻炎も、

肌にできた吹き出物もみるみるうちによくなり、

こうした体の持つ本来の力を呼び起こすことの

重要性を知り、本にまとめたとのことでした。

 

私もサウナが好きで、

水風呂に入った際の、冷たさに慣れる

「整った」感がたまらなく好きなのですが、

体のパワーを呼び起こすという観点ではなかったので、

非常に興味深く読了しました。

 

株式トレードとガン治療の共通点

この本を読んで以来、

不思議なことにずっと頭にあるのが、

株式トレードとガン治療は似ているというものなのです。

 

株式トレードは、やっている方はお分かりになると思いますが、

スクリーニング(選抜)と言って、

数多ある銘柄を、自分の決めた線引きの中で

絞り込むことから始めます。

 

そして、絞り込んだ銘柄の中で、

ファンダメンタルズを行い、

投資に値するかを判別していきます。

 

その後、タイミングとして問題ないかを確認し、

問題なければ投資をするというのが

大雑把な流れです。

 

要するに、

スクリーニング(選抜)→ファンダメンタルズ(分析)→タイミング→投資

の流れになります。

 

驚くことにガン治療もまさにこの流れなのです。

ガン治療は実は情報戦線だと私は思っています。

どれだけ新鮮でどれだけ的確かつ有力な情報を得られるかが

その後の治療を大きく左右します。

ですのでできるだけ多くの情報を獲得すべく動くのですが、

全てが有益な情報ではありません。

むしろ有益な情報はごくわずかです。

あればラッキーくらいな気持ちで考えた方が良いと思います。

 

万が一そこで有益かもしれない情報を得られたら、

次はその情報の分析に入ります。

分析と言っても詳しく調べるということです。

 

これは情報提供者を疑っているわけではなく、

情報そのものを基本的に疑うようにしています。

というのも、情報提供者の方は、

親身になって得た情報をおすそ分けしてくれます。

その際に、なんとか助けになればと、

その情報に気持ちを込めて伝えてくれることが多いのです。

 

私のようなガン患者は、

頂いた気持ちと情報を切り離して考える必要があると考えています。

 

情報は冷静に、信憑性、自分の病気との適合性、投資に値する可能性などを判断する必要があると思っています。

 

そして、検討する必要がありそうだとなった情報は、

自分の力でしっかりと調べ、勉強してみます。

 

怖いのは勉強しているうちに、

何度もそれに感じる記事などを読むので、

いつのまにか刷り込み効果で、良いものに感じられて来ることが多いため、

常に冷静に、俯瞰した状態でその事案を見ることです。

 

ほら、株式トレードと同じなんです。

 

そして、調べてみてさらに有益な情報と感じれば、

自らがその治療に該当するのか?

どこで受けることができるのか?

費用はいくらかかるのか?

など具体的な部分に入ります。

 

大切なのはファンダメンタルズ

上記からもわかるように、

株式トレードとガン治療はプロセスが似ています。

これはどの物事にも共通するのかもしれませんが、

先の見えない未来を予想するために

情報を集め、分析して、投資する流れになります。

 

その際に必要なものは、

ファンダメンタルズ。要するに自分の目や耳でしっかりとその情報を分析しすることだと思います。

 

巷の良い情報は、必ずしもあなたにとって有益なであるとは限りません。

逆に、悪いとされている情報に、光る原石が隠されている可能性もあります。

 

私の病状は悪化しているようですが、

まだまだ打てる手はあるはずです。

そう信じてガン治療のファンダメンタルズを

今も毎日のように行なっています。