ガン患者の闘病と投資日記

34歳にしてガンを患い闘病中に治療費を稼ぐために株式トレードを始めました。

癌闘病に対する心構え(勝手な持論)

妻の他界、そして、自らの癌治療を通じて私なりに考えた癌治療との向き合い方(精神面含む)をざっくりと思いつくままに記載していきたいと思います。

 

こうした内容を読んでもらう時に気をつけて欲しいのは、これはあくまでも私個人の意見で、決して正解かどうかはわからないということ。

だから読む方もこんな考えの人もいるんだなぁ〜くらいで考えてもらえれば良いかなと思います。

 

早期発見も大切だけど、その治療をどこで行うかも同じくらい大切!

 

私の妻は定期的な検診をしていたため、癌の発見は「早期」と言えるタイミングで発見できていたと思います。しかしながら、癌のタイプがトリプルネガティヴというタイプでした。

通称トリネガと呼ばれるこのタイプは、癌が本来持つ受容体(レセプター)という受け皿がない状態を指します。

 

わかりやすく言えば、研究が進んで、癌にはいくつかの鍵穴があることがわかりました。

その鍵穴にあった鍵をつけた薬を各製薬会社が開発し、治験薬として厳正な審査を行った結果、一定の総効率をクリアして厚生労働省の認可を得て保険適応内での抗がん剤が世に出回っている状況です。

 

それぞれが持つ鍵穴にマッチさせることで、癌細胞自体にしっかりと薬を行き渡らせる可能性を高める、中には癌が治るケースも出て来ていたりします。

 

妻の場合は、それらの鍵穴のうち代表的な3つの鍵穴がネガティヴ(無い)状態でしたので、薬が効きにくく、進行が早いという厄介者が潜んでいたのです。

 

1度目の手術で左の胸を全摘出しましたが、その際、一部リンパも含めて取り除いています。

しかしその数ヶ月後、手術した場所の付近からコブ状のものが見つかり、再発と断定されました。

 

これは、本当に個人的な見解ですが、初めての手術ほど、慎重に執刀医を選ぶべきだと今は思うのです。

 

 

癌宣告されると、パニックに陥りがち

 

癌の宣告を受けると、私もそうでしたがパニックを起こしてしまいがちで、自分の身に起こっていることを冷静に捉えることが出来ません。

そして、なにより、癌宣告されたその日から癌一年生が始まることを忘れてはなりません。

 

身内でそうした経験がある方を除いて、恐ろしく無知の状態から180度変わって、急に自分ごととして捉えなくてはならなくなるのです。

 

そんな中で冷静な判断をしなくてはならず、多くの方がそれを出来ずにファーストステップに悔いを残されるのではないかな、と勝手な推察をしています。

 

 

パニクる前に知っておけば良かったと思うこと

 

しばしば、病院の不祥事や医療ミスなどが報道されますが、その分病院側もIRの観点から症例数を開示していたりします。

 

フォトギャラリー - 写真・図版 | 乳がんランキング 手術数でわかる「いい病院」地域別トップ120|AERA dot. (アエラドット)

 

乳がんの症例数や、その中での生存率など、調べるとなかなか興味深い情報が開示されていたりします。

 

もし今、妻が当時と同じ境遇になったとしたら、こういった症例数と医師の情報や実績を調べて、執刀をお願いするかもしれないなと考えます。

 

 

なぜ、症例数が一つの決め手になるのか?

 

まず、症例数が多いということは、その分病院側もそれを病院の売りとしようとしている可能性が考えられます。

 

現在、全国に数多く点在している総合病院も言ってしまえば会社組織とほとんど変わりありません。経営者がいて、働き手がいて、そこには生計を立てなくてはならない人達の人生がかかっています。

 

競合ひしめくこの業界で、いくら患者数が増えたからといって、自分たちを選んでくれる患者さんばかりとは限らないため、病院側も差別化をはかる必要に迫られていると考えられます。

 

そうした中で、症例数は1つのストロングポイントになり得る要素で、数が多いということは経験を積んでいるとも言えることと、人気があるとも考えられるのです。

 

また、症例数が多く、患者が集まりやすい環境には新しい新薬などの話が入りやすいと考えられます。

症例数が多い病院は、裏を返せば多くの患者が出入りしていることとなるため、製薬会社からすれば自社が研究開発している新薬を試すのに一定の基準をクリアしている患者が多いだろうと期待されます。

 

そうなると、新薬の話が他よりも入りやすく、患者は新薬を試す機会にも恵まれることにつながります。

 

そして、やはり手術は執刀医によってうまい下手があると思います(これは経験則も含め)。同じ目的やゴールでも、それまでのプロセスの正確さや丁寧さにはやはり医師によって差があると考えます。

傷跡もそうですし、腫瘍周辺の転移可能性部位の摘出の正確性を含め、場数を踏んでいる医師の方が技術もそうですし、経験も豊富で、打開策やひらめきにも差があるのではないかと考えるのです。

 

 

癌宣告されたらまずはリサーチを!

 

経験をしているからこそ、心からオススメしたいのは、まずは焦らないことです。

もちろん悠長なことは言っていられないのでしょうが、焦れば良い結果につながるわけでは決してありません。

 

冷静さを失う気持ちはわかりますが、まずはリサーチをしてください。

症例数、自らの癌に関して、経験者のブログなど。

 

そうすると、自分が知らなかった世界が見えてきます。

 

ただし!

これが難しいのですが、私のように単なる主観でこう言った文面を描いてる人がほとんどです。

 

癌闘病には明確な方法がないものがほとんどです。

 

まずは知識をつけることが肝心ですが、鵜呑みにしてはいけません!

 

私も妻もいろんな癌克服記事を読んで、本当に多くの方法を試しました。

 

が、これが効いた!と言うものは今のところ抗がん剤以外にはないのが現状です。

 

「これで治る!」とか「完治する」という文言に気持ちを持っていかれがちですが、自分だけで判断せず、広く意見を求めることも大切だということを忘れないでください。

 

こう言ってしまうと、

「調べるの?調べないの!?どっちなの!?」と言われてしまいそうですが、調べることは必ずした方がいいです。

ただし、情報の取捨選択は自己責任ですので、不安な場合は医師や近親者や友人にフラットな目線で意見をしてもらい、方針を決めることも念頭に置く必要があります。

 

そうしていくうちに、自らの癌について理解が深まり、非常に重要な治療の第一歩が適切な形で踏み出せる可能性が高くなると思います。

 

 

癌治療は情報戦線でもあります。

是非、自分が納得のいく形で治療に入ることをお勧めします。